数あるレースのシリーズ戦の中でもっとも高い人気を誇る「AUTOBACS SUPER GTシリーズ」。「インターナショナル ポッカ1000km」は昨年よりその一戦として開催されている。
 1966年の開催以来、ドライバー交替と燃料補給を行う形による国内初の耐久レースとしてもっとも古い歴史を持つその「インターナショナル ポッカ1000km」が国際レーシングコースで行われているのと同じ時刻、同じく鈴鹿サーキットの交通教育センター・特設会場にて「オートトレンドサマーフェスタ2007」は開催された。
 同イベントは国産車のチューニングカー、ドレスアップカー、カーオーディオ&ビジュアルカー、話題の輸入車などを一堂に集める「NAGOYAオートトレンド」の拡大版的イベント。通常の「NAGOYAオートトレンド」は毎年春に「ポートメッセなごや」(名古屋市国際展示場)の屋内にて開催されてきたが、出展ブース数、出展台数ともに毎回増大の一途を辿り、もはやその範囲にとどまらず、ついに野外へと飛び出し、今回の「オートトレンドサマーフェスタ2007」開催へと漕ぎ着けたわけだ。伝統の一戦である「インターナショナル ポッカ1000km」とのコラボレーションという、まったく新しい世界の扉を叩いた点においても革新的なイベントと言えるだろう。
 同イベントでは、トヨタ自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社といった自動車メーカーをはじめ、全国のチューニングメーカー・ショップ、ドレスアップメーカー・ショップ、カーオーディオショップの協力により、全150台以上のデモカーが展示された。
 また、新旧のスーパーカーが延べ80台ほども集まったその名も「スーパーカー・スーパーカー」、和製スーパーカーであるホンダNSXが集まった「NSXミーティング」も同時開催された。来場者は展示された車両に見入ったり、思い思いのクルマの前で記念撮影したりして大好きなクルマとの密度の濃い2日間を満喫していた。また、「オートトレンドイメージガール」のライブ、グラビアアイドル、タレント、レースクィーンのトークショー・撮影会などなど、様々なイベントも盛り込まれ、クルマ好きはもちろんのこと、カップルでもファミリーでも楽しめるイベントとなった。
 さらに、「スーパーカー・スーパーカー」や「NSXミーティング」に集まったスーパーカーたちは展示されるだけでなく、各々のオーナーのドライブにより国際レーシングコース・東コースをパレードランした。クルマ好き、レース好きにとって、まさに“真夏の祭典”と呼べる2日間になったであろうことが印象的だ。
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