帰ってきた DJ.DALEのオートトレンド一刀両断

ZIP-FMナビゲーターDALEがこりゃ最高!!と惚れ込んだクルマをズバッと紹介

DALE AWARDS 2016東海地区最大級のカスタムカーイベントとして2月27~28日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された「NAGOYAオートトレンド2016」。今年で14回目を数え、これがなければ名古屋に春はこない!というビッグイベントに成長した。開催初日に公開生放送で会場を大いにわかせたZIP-FMの名物ナビゲーター、デイルは、2日目に広い会場を飛び回って出展車両をチェック! 気に入ったクルマを見つけるとすかさず駆け寄り、デイル流のぶっ飛びコメントとともに、その場で決めた部門賞を一方的に選定した。ここでその栄えある(?)受賞車を一気に紹介!

プロフィール

DALE(デイル) DALE(デイル)
1965年、千葉県生まれのL.A.育ち。ZIP-FMナビゲーターを務め、歯切れの良い正統派アメリカンDJスタイルが持ち味。自宅のスタジオでリミックスも手がけるなど音楽センスも超一流。夏とクルマとR&Bをこよなく愛する。もちろんカスタムやドレスアップにもウルさいぞ!
http://www.dj-dale.com

 

ども、デイルで~~す。いやあ、イキナリだけど、今年もすごかったね。混雑する中来てくれた来場者の皆さん、出展者の方々も、ホントおつかれさまでした。で、振り返ってどうだった? 今年のオートトレンド。デイルは朝早くからメインゲートに並んでくれたみんなの行列にまず大興奮。毎年のこととはいえ、ずっとオートトレンドを見守ってきたデイルとしちゃあ、あの行列を見るたびに嬉しくなるね。

毎回、骨のズイまで楽しみ尽くしてるオートトレンドだけど、今年は一刀両断のコーナーが久しぶりに復活するってことで、1台残らず会場内をガッツリ見て回ったよ。いやあ、来場者も多いけど、出展車両もめちゃくちゃ増えたなあ。しかも、ナニコレ? ってな具合に最高にイカしたクルマばかり!

今年は懐かしいクルマも目立ってた。特に注目を集めていたのが名古屋トヨペットが出展していた2000GT。300台ちょっとしか生産されておらず、最近はオークションで1億円以上の値がついたとのニュースが記憶に新しいところだけど、そんな伝説の名車が、しかも完調状態で目の前にあるのだから、タマラン! 大きな鏡で足回りなどメカニズムが見えるのもいい。

若い人も年配の人も同じように楽しんでる雰囲気もすごくよかった。家族連れも多かったけど、ラジコンカーやステージイベントもあって、カスタムカーのイベントなのに小さな子どもからお年寄りまで、誰でも楽しめるってのがオートトレンドのいいところだよね。

それに名古屋サイクルトレンド2016も併催されて、こっちもすごい熱気でびっくり。僕は自転車にめちゃくちゃ詳しいってわけじゃないけど、やっぱりすごい自転車は見れば分かる。スーパーカーと同じでオーラが出てるもんな。それを見てる来場者の熱心さにも圧倒されちまった。カスタムカーと同じくらいアツいぜ、自転車!

それじゃあボチボチ、今年のデイル賞を紹介していくか! どれもかっこよくて、ホントは全部のクルマに賞をあげたかったけど、そうもいかないからボクの好みとその場のノリで18台をノミネートした。それではいってみようか! NAGOYAオートトレンド2016! Here We Go!

夢があるで

  • マツダ
  • LM55 ビジョン グランツーリスモ

レーシングカーだと思ったら、プレステのゲームのグランツーリスモに出てくるバーチャルスポーツカーなんだって。それを実写サイズで作っちゃうなんて、立派なオトナがまじめに遊んでるって感じで最高だね。それにしても最近のマツダは勢いがある。だからこのクルマだって、ただの絵空事じゃないのかも。マツダならこのモデルから何かをやるのかもしれないってワクワクするよ。

このまま発売して欲しいで

  • TOYOTA GAZOO Racing
  • TOYOTA S-FR Racing Concept

最近のGAZOO Racingは元気だよね。期待してブースを見に行ったんだけど一番目立つところにSF-Rが鎮座してるじゃないか。それも、モーターショーに出ていた黄色いやつじゃなくて真っ白なボディだ。よく見るとリアウイングやリップスポイラーなんかのエアロパーツもついてる。いやー、これはいいよね。このサイズ、ロングノーズなプロポーション、丸っこいスタイリングも最高だ。もうすぐ出るんでしょ。え、決まってないの? いやー、このまま発売してほしいなあ。

将来が楽しみで

  • トヨタ 名古屋自動車大学校
  • セリカ

内装まで新車同様にレストアされたセリカに思わず足を止めたんだけど、凄いね。シートも新品同様だし、ボンネットの中は新車よりキレイに磨き上げられてる。ここまで完璧なフルレストアも珍しいんじゃないかって思ってたら、これを学生が作ったって聞いてまたびっくり。その学生が近くにいたから集まってもらった。若さ全開のパワーを貰えてこっちも若返ったよ。若者の車離れとかよくいうけど、こういう人達がいるのを見ると安心するなあ。カスタムカーの将来を頼んだぜ。

生着替えにドキドキで

  • ダイハツ
  • コペン

コペンはもちろん大好きな1台だよ。前から見てみたかった着せ替えを、今回のオートトレンドでは堪能させてもらった。着せ替えできるクルマって、実はいろんなメーカーからコンセプトモデルが発表されてきたんだけど、市販車として発売されて、実際に着せ替えが楽しめるモデルっていうのはこのコペンが初めてなんだ。誰もが一度は考える夢を。実現しちゃってるね。

羊の皮を被った狼で

  • E-Rコーポレーション
  • M4

ビーエムのMシリーズといえば、素のセダンやクーペとあんまり違わないおとなしそうな顔して、走ればヤバイくらい速いっていう、羊の皮を被った狼の代名詞だよね。このM4、カスタムしてあるんだから羊の顔から狼の顔に変わってるのかと思ったら、カスタムも牙を隠すさりげないスタイル。こりゃもう反則だよ。違いの分かる大人のクーペだな。

ディーラーなのにイケてるで

  • トヨタカローラ名古屋
  • プリウス

ディーラーっていうと、昔はカスタムなんてとんでもないお硬いイメージだったけど、今はすっかり変わったよね。名古屋の人なら誰でも知ってる老舗ディーラー、トヨタカローラ名古屋はとくにカスタムに積極的で、エアロパーツのオリジナルブランド、MESSIAまで立ち上げちゃった。その心意気、なんだか嬉しいぜ。そのMESSIAのパーツをフル装備したプリウス、ディーラーならではの品の良さを保ちながらも、ちゃんと自己主張してる面構え。気に入りました!

すんごい迫力にビビったで

  • フォルテ
  • コルベット

なんだかスゴいコルベットがあるなって近寄ってみたら、これは迫力あるね。オーバーフェンダーなんだけど、リベット止めの後付けオバフェンじゃなくて、完全にボディのシルエットに溶け込んでる。リアフェンダーのダクトもいかにもスーパーカーっぽいよ。それにしてもこの面構え、ちょっと生き物っぽくない?キングコブラとかさ。コルベットはやっぱりアメ車をずっと引っ張ってきた頂点のクルマだから、これくらいいかついスゴみを持っててほしいね。

こっちのGT-Rも負けてないで

  • ディフェンド
  • スカイラインGT-R

お、スカイラインが2台揃い踏み。R35もいいけど、ボクはやっぱりR32のH号にいっちゃうな。こいつはオーバーフェンダーどころか、トレッドを拡大してあるんだね。本格サーキット仕様ってところか。現役だな。やっぱりGT-Rは後ろ姿だ。後ろを見なきゃ、って、ウハッ、フェンダーの処理がスゴいね。だけど丸目のテールランプはそのまま。やっぱりこれだよこれ。おお、茶筒マフラーも付いてるじゃん。こりゃ最高にゴキゲンだ。

し、新車なの?で

  • 野外展示
  • モトコンポ

昔の車が並ぶ野外展示も、毎回楽しみにしてるんだ。昔の車って最高にかっこいいからね。それをこうして若い人にも見てもらえるってオートトレンドならではの魅力だよ。ヨタハチとかブルーバードとか気になるクルマがいっぱいあったんだけど、度肝を抜かれたのはこのモトコンポ。オーナーは今までに109台のモトコンポを手に入れていて、今日持ってきたこの1台は、なんと未走行の新車なんだって。後ろにおいてあるシティは、このモトコンポの背景にするためだけに、廃車にしてあったのをナンバー登録したそうだ。すごすぎ。

このセンスに脱帽で

  • TOP SPEED Lifestyle
  • チャレンジャー

チャレンジャーってのがすでに渋いんだけど、小径ホイールにぶっといタイヤ、車高はむしろ上がってる感じで、今時のカスタムカーの定石の逆をいってるのが、デイル的にはサイコーで惚れ込んじゃったよ。このフロントスポイラーの形もいいねぇ。横幅の広い地面すれすれのスポイラーもいいけどさ、昔はこんな感じだったんだよ。アメ車が全盛だった頃の、元気なアメリカンマッスルカーのスタイリングだよね。

運転好きなボクも後席に乗っちゃうで

  • ダイレクトカーズ
  • ハイエース

何だよこの反則的なシートの座り心地の良さ! 柔らかいだけじゃなくて、適度な硬さがいいね。運転が大好きな僕でも、このクルマだけはリアシートがいいな。くつろげるしベッドで寝れるし、現場の移動にはサイコーだ。車は走ってなんぼって思ってるけどさ、実はこういうキャンピングカーも気になっちゃう。年取ったせいじゃないよ。現行ハイエースの肩で風を切ってる感じのスタイリングが、おとなしく走るだけのキャンピングカーじゃないよって感じでかっこいいんだよ。

ゴーカートの楽しさで

  • パンドラ
  • S660

S660はハンドリングが最高に楽しいよね。以前のビートもこんな感じだったけどさ、もうゴーカートだよ。振り回せる面白さは逆にでっかいスーパーカーにはない、軽自動車ならではの魅力だよね。おっと、このS660はノーマルっぽく見えて、ルーフがカーボン製になってるのか。よく見るとボンネットやエンジンフードもカーボンだ。でっかいリアウイングもついててかっこいいね。この黄色いリボンはなに? えっ、牽引フックなの。へー、最近はこんなふうになってるんだ。面白いなあ。

こっちのスカイラインに目覚めちゃったで

  • スカイラインHRSスペシャル特設会場

僕はやっぱりスカイラインっていうと、R32あたりのイメージが強いんだけど、ところがびっくり。このスカイライン特設会場にあるのは、みんなV6エンジンになったあとの生まれ変わったスカイラインじゃないか。いやー、どのクルマも完成度の高いカスタムやドレスアップがしてあってかっこいいね。おっと、このコンバーチブルは知ってるよ。日本では売ってないんだよね。売れば絶対に人気が出ると思うな。

スーパーカーは永遠で

  • スーパーカースーパーカー特設会場
  • カウンタック

オートトレンドの名物コーナーといえばこのスーパーカースーパーカー特設会場だよね。もちろん今でも最新のスーパーカーはたくさんあるけど、ここに集まってるのは、スーパーカーブームの時に日本中のワルガキを虜にした往年のモデルが多い。その中で僕はどれがいいかっていうと、ベタだけど、やっぱりカウンタックに最初に目がいっちゃうんだよなあ。このスタイリングは、今の若い人が見ても古臭いなんて思わないんじゃないかな。永遠に色あせないって、こういうことをいうんだね。

ハチロク抜きには語れないで

  • 326POWER
  • 86

いまのカスタムカー業界、ハチロクなしには語れない、ってわけで、数あるハチロクの中から僕が気に入った1台を紹介しとこう。このハチロク、足元の感じがいいね。リベット止めのオーバーフェンダーに引っ張りタイヤが絶妙にマッチしてる。新しいハチロクを、敢えてむかし風にカスタムしてるのが気に入った。

懐かしカッコいいで

  • OEP
  • ソアラ

どうでもいいけど竹やりがスゲー。ソアラはやっぱりボクの年代には特別な車って感じがするよね。ハイソカーとかスペシャリティカーの幕開けって感じ? インタークーラーターボって言葉はこのクルマから使われるようになったんじゃないかな。こんなキレイな姿で再会できてなんだか嬉しいよ。このソアラはモロに80年代の硬派なカスタムそのものなのでボクにとってはそこが最高なんだけど、ピンク色ってのは今風。だけどそれが不思議と似合ってるよね。

名車完全復活で

  • ロッキーオート
  • R3000GT

これこれ、この2000GTを見たかったんだよね。こいつはベースモデルがあってレプリカにしたクルマじゃない。2000GTを現代に復活させるために、ゼロから新しくクルマを作っちゃったんだ。初めて登場したとき凄いニュースになったよね。エンジンはトヨタの直6にこだわってるってところも嬉しいね。このスタイリングでエアコンもバンバン効いて楽ちんだっていうんだから、ホントに欲しくなるよ。

レプリカの域を超えちゃってるで

  • ロードスターガレージ
  • ミウラ レプリカ

どっからどう見ても本物のランボルギーニ・ミウラにしか見えない。ところがどっこい、ロードスターベースのレプリカだっていうからぶっ飛んだよ。もうオリジナルがないガラスやホイールも特注で作っちゃったっていうんだから凄いね。しかもエンジンはフォード製V8、5.0リッター。前後のフードを開けて見せてもらったけどロードスターの面影は全然ないし、レプリカの域を超えてるよね。まさに夢を形にしたクルマじゃないかな。

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